都内銀座 オフィスビルエントランス

『大理石 : ビアンコカラーラ』 壁 の甦生 ( 染抜 ・ ホワイトアップ )

経年変化・シミ・黄ばみを除去し 『本来』 の白いビアンコを顕わす

甦生後のビアンコ壁

現調時のビアンコ (/大理石:伊) 壁 

築40年のオフィスビルエントランス

経年変化で黄ばんでいます。

 

また、黒ずみが全面を覆っています。

(写真ではわかりにくいかもしれません)

 

銀座のど真ん中にあって、

ビル1階テナントはじめとして、

4割近くのフロアが空いています。

 

 

40年の年月の中で徐々に黄ばんで、

くすんでいったビアンコカラーラ。

 

入り口付近は紫外線劣化で

かさついています。

 

床に近付くに従って黄ばみも

くすみも強くなっています。

テスト施工時の様子

ビアンコは鉄分の含有量が多いと

されていて、サビが出やすい大理石です。

 

また石の裏のモルタル灰汁、

昔ながらの湿式工法によるボンド染み、

40年に亘り浸透・移動して床近くに

降りてきて留まった水気など要因多様。

 

テスト合格

所々に四角形の若干染みが薄くなった箇所がありました。過去のテスト跡でしょう。

 

一番右下の1枠をテストし仕上げたところ立ち会って下さっていたご担当者氏は

「あ!」 っと叫んで無言になりました。

 

後日元請様に施工依頼が入ったようです。

テナントに入っておられるのが

士業の方の事務所や

クリニックさん系ですので

訪問者の方が思いのほか多く、

 

においの強い薬剤や、

触れると痛い薬剤も

使用しますから、

 

まとまった休みの期間に

施工をしました。 

 

思い返せばデモ施工の際に

ずいぶんテナントの方々から

応援して頂きました。

 

皆さん気にされていたようです。

 

甦生後の様子

潔まったエントランス壁  

2ヶ月後、染みが発生していないことを確認しコートで仕上ました