甦生後の床の様子
目地からのエフロ汚れが
水垢(シリカ)と固着して、
通常の洗浄では全く歯が
立ちません。
石専用洗剤で弱体化させ、
特殊研磨により石を傷つけずに
水垢のみを削り取っていきます。
シミ一つ無い、
完全にスッキリとした石に
甦生しました。
カラン周りの石には、
積年の水垢(シリカ)が固着して
乗っています。
表面的な水垢を削っても
そこそこ綺麗になりますが、
石のシリカと水垢のシリカが
一体化しますので
跡が残りますし、
透き通るような底艶を
復元することは出来ません。
じっくりと磨いてあげます。
グレーチング(銀色のプレート)も
通常磨かれることはないでしょうから
これを機会に甦生させていきます。
生き返りました。
全体的に水垢 ( シリカ分 ) に覆われ
白っぽくなっています。
磨き直してあげて、
ガラスコートで甦生させます。
シャンプー台の左側黄色く囲んだ部分は、
ガサガサしています。
これは、石けんからでるアルカリ成分が、
御影石表面の黒雲母などの鉱物を溶かす
(アルカリ溶脱)からです。
アルカリ溶脱で荒れた部分を
特殊工具で研磨除去し、
段差を可能な限り均していきます。
全体を磨いて、ガラスコート。
石の黒みも甦りました。