掃き出し窓前の一帯が結露及び紫外線で退色劣化していた突板のフローリング。
補修・塗装を経て、シリコーン コーティンングで甦生しました。
中古の分譲マンションを購入され、
お客様ご自身の人間関係にて
リフォームをご検討とのこと。
床の張り替えは困難なので、
何とか窓前の劣化を直し、コーティングで仕上げてくれないか、とのご依頼です。
まず、現状を把握するために、
床洗浄で様子を見ます。
どうも前居者の方は
ペットを飼っておられた形跡有で、
窓前以外もガサガサな風情です。
近い色を入れていきます。
一見どのピースも同じ様に
劣化しているように見えますが、
フローリング表面のウレタン塗装(透明)が残っているか残っていないかで
その先の対処法に大きな差を生みます。
素地着色後、
数次にわたるカラーリングを経て、
自然な風合いにまとめます。
隣合う周囲の板が、
全体的に若干退色劣化していますので、
それと調和するようなツヤ加減で
まとめます。
補修部以外の洋室・廊下・キッチンと
洗浄していきます。
穴はカルナバロウで埋め木目を書きます。
コーティングの溶剤で木目が消えてしまうので、ウレタン塗装を乗せガードします。
綺麗に甦りました。