※ オレンジ色 : セラミックタイル
※ オレンジ色 : セラミックタイル
甦生後のビアンコ床 /大理石(伊) 天板:ロッソマニャボスキ/大理石(伊)
施工前のビアンコ床
築約30年の洗面室床
床全体に黄ばみが強く出ています。
写真ではわかりにくいかもしれませんが
グレー様にくすんでもいます。
ビルの1階とのことで使用頻度が
非常に高く、長年歩行にさらされ
全く輝きがありません。
同時に石の段差が顕著化してきており、
空間内の垂直平行さがおかしく
段差取り研磨の必要を感じます。
段差処理 + ホワイトアップ後の様子
ビアンコは鉄分の含有量が多いと
されていて、サビが出やすい大理石です。
また石の裏のモルタル灰汁、
新築時に塗られたコート剤の黄変
靴底のゴムからの油汚染
水周り故に留まった水気など要因多様。
※黄ばみとはいっても、場所柄
想像するもの由来ではありません
使用する薬剤も多岐にわたります。
施工当日抜けても、
翌日また染みが出ていることも多いです。
(でないこと確認して目止めします)
基本的に夜間施工:せいぜい5時間
火は使えない
においは強い
触れると痛い
という不利な状況の中で魔法はなく、
知恵を働かせてこつこつ、しかないです。
研磨後の様子
赤い石はロッソマニャボスキ/大理石(伊)
短冊様に貼られて綺麗なのですが、
実は段差があり、
研磨する際は注意が必要です。
大中小の研磨機を
適宜効果的に使用し
段差を陶げていきます。
潔まった洗面室床