過去に劣化が顕著になってきた
当ジャグジーを塗装させて頂く
機会がありました。しかしながら・・・
十分な知見・準備・資材とはいえず、
2年を待たずに再施工の要あり、に。
「末永く面倒見て下さいお任せしますので」
ご担当者様のご信頼に応えるべく研究です
この黒が見えていると言うことは、
ゲルコート層と
防水担当樹脂層とが
欠落していることを示しています。
この状態では塗装のみではだめですね。
防水層の形成・ベース塗装・トップ塗装2回
は最低必須となるところです。
悪くなった肌は、
躊躇無く削っていきます。
下地を整えて防水プライマーを
ガン塗装し終わった頃には
日が暮れて夜になっていました。
11月の標高1500メートルは
雪も降りますし、底冷えがすごいです。
タイルに埋め込まれているジャグジーも
相当に冷え切っていますので、
肌を整えた後はベース塗装に備えて
遠赤ライトでしっかり暖めます。
徐々に頑強になっていくのが
ひしひしと伝わってきます。
遠赤ライトを当てていても
乾燥が遅いのが明白ですが、
焦らず待ちます。
これまで使用していた
アクリルウレタン塗料が
円安の影響で入らなくなった
ことを好機と捉え、
乾燥は遅いが耐久性により優れている
シリコーン変性アクリルウレタン塗料に
切替えて研鑽を積んだ甲斐がありました。
なんとか3日間で全行程を
完了することができました。
3年間はもって欲しいと思います。
シーズンスタートまでに
2週間の養生期間を取れることが
なによりついていました。