神奈川県横浜市内ホテル

ライムストーン(モカクリーム)壁の甦生

Ⅰ. 問合せの背景

エントランスにあるライムストーン壁が、長年の風雨および外壁洗浄の影響でかなりがさついています。

そこに煤煙による汚れが入り込んでいます。

 

この汚れを除去しつつがさついた肌を研磨で均し、わずかに光沢を出す、というのがお客様のお望みです。


Ⅱ. 研磨状況

高圧洗浄を当てながら様子を見てみますが黒ずみが取りきれません。

 

そこで各種洗剤で弱らせつつ研磨で汚れを除去しながら肌調整します。

 

石研磨はダイヤモンドパッドが定番ですがそれにこだわらず様々な物で研磨します。

 

意外な物が活躍します。


Ⅲ. 施工後の状況

洗浄研磨で美しく甦ったモカクリーム壁。仕上に浸透性吸水防止剤を塗布します。

 

石灰岩は吸水性が高いので、雨水が煤煙やよごれを抱き込んで石内部に深く染み込み根の深いシミやよごれの原因となります。

 

これを防ぐ意図です。


Ⅳ.終わりに

すっきり美しく甦ったエントランス。

 

酷寒の深夜作業、高所で水をかぶりながら

二人で5日かかりました。

 

綺麗になって何よりです。



(相模国一之宮 寒川神社 )