ホーローバスタブの甦生

(ホーローバスタブのガラスコーティング)

神奈川県川崎市内 築38年戸建住宅

 


Ⅰ. 案件の背景

「バスタブがガサガサで、入浴剤の色も染み、何をやっても綺麗にならない。

さすがにもうだめだ交換しないと…。

しかも(在来工法なので)、壁からなにから

壊さないと…いくらかかるのか…」 

 

そんなタイミングに親戚の工務店さんから

「交換しなくても治す人がいるらしいよ」

とのことで、施工機会を賜りました。


Ⅱ. バスタブの状態

まず第一印象は、「釉薬がないな」。

あとは、喫水線周りに入浴剤の色が

染み込んでいる。

触ってみると、ガサガサの肌で、

きっと染みた色を気にされて、

ごしごしこすられたのでしょう

(補修跡が有ったので業者の方かも)


Ⅲ. 施工:洗浄・研磨

洗浄・軽研磨をして状態を観察しますと、釉薬の欠損部と、釉薬が残っている部分とが有ることが分かりました。

 

染色部分は釉薬ごと思い切って削り取り、

平行面は釉薬を活かすよう磨いていきます。

 

(水の吸い込みが止まり濡れて光っています)


Ⅳ.施工:ガラスコート

築38年のお宅ですので、周辺のタイル目地が見た目以上に劣化しているでしょう。

 

コーティング中に水が一滴でも出たら

おしまいです。

念には念を入れて十二分に乾燥させ、

養生し、ガラスコーティングを施します。

 

 


Ⅴ.ガラスコート剤について

甦生の総仕上げに、日米で特許を持つ

特殊ガラスコート剤を2工程で塗布します。

 

(①吸い込みの目止⇒②均一な造膜)

 

当コート剤は、完全に生ものですので、

保管は常時冷蔵庫で、使用する際の移動中はクーラーBOXで劣化から守っています。

 

 


甦生前                 甦生後

Ⅵ.終わりに

ご主人と30数年前に家を建てられた

思い出をお話頂きました。

 

「今回ダメだったら、覚悟を決めて

お風呂を壊すつもりだったけど、

まだまだ使えるようなので、

本当に助かりました。

実は期待してなかったけど(笑)」

とのことで、なによりです。